院長ブログ(No.154 内科学会総会)|大阪のがん免疫療法(免疫細胞治療)緑地公園駅 内科 北大阪メディカルクリニック

院長ブログ

No.154 内科学会総会

2022年04月22日

4月15日から17日まで内科学会総会が京都でありました。平日は仕事があるので出席できませんから土曜日に行ってきました。金曜日に聞けなかった講演は、アーカイブ配信(本配信の終了後、収録した配信を再度見られるもの)で聴けますし、人が集まる会場は新型コロナの感染が心配なのですが、これもlive配信をしてくれるので講演会場とは別のところで聴くことができます。

今までは学会に参加しても、多くの部屋で同時に講演が行われるため、“どちらも聴講したいのにどちらかしか聴けない” ということが起きていました。しかし今は、アーカイブ配信があるため、興味のある講演をどちらも聞くことができますし、理解できなかった場合や、表をもう一度ゆっくり見たい場合など、何度も聞き直し、見直しできるのでとてもありがたいのです。またliveで聴いていると、書き留めている間にスライドが次に進んでしまったり、聞き逃してしまったりして消化不良になるのですが、アーカイブ配信があるとそういうこともありません。

ところで、「内科学会総会」では、内科の全ての分野の新しい話題を聞くことができます。多くの人がそうだと思いますが、自分ができるものは興味がわくので、更に知ろうとします。私も興味を惹かれる分野は自ずと勉強しますが、興味を惹かれない分野は必要性がないと勉強しませんから、なかなか得意分野になりません(泣)。しかし、学会だと否が応でも(?)色々な分野の最新情報が入ってきますので、今まではそれほど興味がわかなった分野でもちょっと覗いてみることによって新しい知見に出会い、興味が湧いてくることがあります。ですから、やはり学会に行くといい刺激になります。

また、学会で楽しいのは、多くの医学書が売られていることです。中堅どころの本屋さんでは売っていないような本、かなり大手の本屋さんでもその一部しか売っていないような本が所狭しと並んでします。そこを見て回るだけでも楽しくて、とてもわくわくします。そして、ついついたくさんの本を買ってしまうのですが、果たしてどれだけ身についているか問われれば、ちょっと恥ずかしいかもしれません。でも、まあ、まだ勉強する意欲はあるということだろう・・・と自分を慰めています。

歳をとると悲しいかな、記憶力は明らかに落ちます。また若いころはすっと頭に入ってきたことがなかなか入ってこなくなり、集中力も長続きしなくなります。でも、学会に行くと、ちょっとダレてた気持ちと頭がシャキッとして、また“頑張ろう” と思うのです。

世の中にはたくさん楽しいことがあります。自分なりに追及してきたもの、努力してきたもの、積み重ねてきたものを我々は本当の意味で楽しいと感じます。楽しいことは「楽(らく)」ではありません。というか、楽(らく)なことは、楽しくないと思っています。私は絵も上手ではありませんし、美しい音楽を奏でることもできません。しかし新しく知識を得ることを楽しいと感じて、そういう場面に出会うと元気になります。

皆さんもそれぞれに好きなこと、得意なこと、興味があることがあると思います。外に出る機会も少なく、みんなで集まることも難しいここ数年ですが、このような状況だからこそ新しい発想が生まれ、それが心地よい刺激となることもあるでしょう。できることから世界が広がればいいなと思います。

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