院長コラム(No.23 自分の頭で考える)|大阪のがん免疫療法(免疫細胞治療)緑地公園駅 内科 北大阪メディカルクリニック

院長コラム

No.23 自分の頭で考える

2019年05月08日

このゴールデンウィーク中に、「憲法記念日」があり、「こどもの日」がありました。日本にはたくさんの祝日がありますので、年に1回くらいはその意味を考えようと思います。

「憲法記念日」ですが、戦後1947年5月3日に日本国憲法が施行されたことを記念してつくられたというのですから、まだ日本国憲法は生まれてから日が浅いですね。

さて憲法記念日になると、毎年、「改憲論」と「護憲論」の話がでてきますが、我々はそれぞれの意見をどこまできちんと理解して、賛成または反対をしているのでしょうか。
1985年に設立された国際ジャーナリスト集団「国境なき記者団」が毎年恒例の「世界報道自由度ランキング 2019」をこの4月19日に発表しました。世界180カ国を対象としており、ジャーナリスト、人権活動家、法律専門家などが50の質問に答える形式で「報道の自由度」がランキングされるそうです。今年の日本の順位は67位。ボスニアが63位、クロアチアが64位、ときてギリシャ、ニジェールの次に日本が登場します。この順位をどのようにおもわれますか。高いでしょうか、低いでしょうか。正直なところ、私はもう少し順位が高い、つまり自由度が高いと思っていました。

物事は、知れば知るほど迷うものであると思います。・・・いや、更に極めれば迷わないのかもしれませんが。たとえば、幼児に「1より小さい数」と問えば「0」と答えてそれは正しいでしょう。しかしもう少し大きな子供に尋ねると「0.5だろうか」「1/3だろうか」と迷うかも知れません。はたまた「マイナスもありだし」と。つまり、知識が増えれば増えるほど答えられない、迷うことが多くなることもあると思うのです。

物事を議論するには、自分の考え以外にもいろんな意見があることを知る必要があります。その上で持論を述べる。相手の考えも理解しようとして傾聴する。その結果、自分の考え方が変わるかも知れないし、相手への理解が深まるかも知れない。
「世界報道自由度ランキング 2019」で日本が67位であったことをどうとらえるか。なぜ、67位だったのか。どこが67位になった原因なのか。

これからのさらなる情報化時代。与えられた情報では無く、自分で確かな情報を探しに行く力が大切になってくると思います。折角人間として生まれてきたのですから、自分の頭で考えて行動できるように多方面から正確な知識を得て、自分自身を深めたいと思いました。

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